「使い捨て」って言葉、もったいないと思いませんか?
医療では、使い捨ての針や器具は「安心」「安全」なのでいいのですが、
日常の中で「使い捨て」という言葉は、とても冷たく感じてしまいます。
「もったいない」と出てくれば、まだ温かみもある感じがしますが
「使ったら、ゴミ箱行き」とは、なんて冷たいんだろうと、思ってしまいます。
でも、私も使い捨て使いますよ。
紙おしぼりや紙コップ、コンビニで貰うプラのスプーンetc・・・。
こんな中、今飲食業界をにぎやかしているのが「割箸」のこと。
中国の割箸輸出規制により、この先価格がどんどん上昇していきます。
価格が上昇するだけでなく、商品の確保すらも危ぶまれているとの事です。
だから、危機を感じているのです。
「割箸が無くなる!」と。
そこで、「ん?」と私は疑問を感じました。
私たち日本人は、確かに箸が必需品です。でも、なぜ「使い捨ての割箸」なのでしょうか?
自宅では滅多に割箸は使わず、【リユース「繰り返し使えるMy箸」】を使用しています。
だのに、なぜ家の外だと【ディスポーザプル「使い捨て割箸」】になってしまうのでしょう?
医療と同じで「安心」「安全」が重要視されているからなのでしょうか?
「衛生的でない箸」とか「使い回しの箸」とか、ひどい呼ばれ方もしているのですが、果たしてそれは正しい判断なのでしょうか?
確かに、お箸は家族でも自分以外との共用は抵抗あるものではあります。
だけどだけど、チョット待って。
ナイフは?フォークは?スプーンは?れんげは?
これらは自宅だけでなく、レストランでも、「使い回し」は当たり前の「食器」ですよね?
「繰り返し使うお箸」。新しいようで、でも昔からあったことではないのでしょうか?
先述のように、自宅では「My箸」。外でも、卓にのった筒に乱雑に差し込まれた「使い回し箸」の姿をお覚えではないでしょうか?
物を粗末にすると叱られた時代。
物を大切に扱うことを教えられた時代。
知らず知らずのうちに、物を大切にした時代。
今、「もったいない」という言葉を再び耳にするようになりました。
限りある資源、本当に底を尽きかけているのです。
「自分に出来ることをする。」
それだけで良いと思います。
「My箸」は持って歩かないけれど、
私は私の役割として今の飲食業界に
「リユース(繰り返し使う)箸・リデュース(ゴミにならない)箸」を推薦します。
ひとり一人が、自分の後に使う人のことを考え、ひとつの物を大切に扱うこと。
新しいこと、新しい時代も必要ですが、
いにしえの継承も忘れてはならないと思います。
【卓の上の筒の中の使い回しの黒いお箸】
それを、時代に合わせて「衛生面」と「コスト面」を押し出すと
【お洒落な箸袋に入った、エコを考えた、カラフルで可愛いお箸】
と言う風に様変わりします。
「もったいない」という言葉も、お洒落に様変わりしたではないですか?!
「MOTTAINAI」って。
ほらね(^^)
神野千夏